下田ウィメンズシリーズ Explore v2 レビュー

2023年6月1日木曜日

アンジェラ・ニコルソン

レビュー時の価格

下田ウィメンズシリーズ Explore 30 v2 のショルダーストラップとウエストベルトは幅広い調整が可能で、荷物を満載した状態でも快適に持ち運ぶことができます。見た目もスマートで、ポケットがたくさんあり、ギアを整理することができます。

下田ウィメンズシリーズ Explore v2 シリーズには、25L 下田ウィメンズシリーズ Explore 25 v2 と 30L 下田ウィメンズシリーズ Explore 30 v2 の 2 つのサイズのバックパックがあります。容量の違いを除けば、これらは同一であり、旅行や風景写真の撮影を目的としています。また、女性写真家が使用するために特別に設計されています。

下田ウィメンズシリーズ Explore v2 バックパックは、より冒険的な使用を目的とした下田ウィメンズシリーズ Action X v2 バックパックと並んでいます。

Action X v2 バックパックと同様、ウィメンズシリーズ Explore v2 バックパックには女性専用のショルダーストラップが付属しています。標準的なストラップよりも女性の曲線に合わせて設計されているため、バッグを長時間持ち歩いても快適です。

ショルダーストラップは Explore v2 の背面上部にある 3 つのループの 1 つに取り付けられており、撮影者の身長に合わせて移動できます。必要に応じて下田製ストラップへの交換も可能です。

必要に応じて、バックパックの重量の一部を腰にかけることができる取り外し可能なウエストベルトもあります。

下田ウィメンズシリーズ Explore v2 バックパックは後部開閉式です。これは、バッグを背負っている間はキットにほとんどアクセスできず、メインコンパートメントに完全にアクセスするには、バッグを背中から下さなければならないことを意味します。ただし、サイド開口部があるので、パックを下に置かずにレンズを交換するのに便利です。

下田の他のバックパックと同様に、ウィメンズシリーズ Explore v2 はモジュラー設計になっており、メインコンパートメントに同社の「コアユニット」を受け入れることができます。これらには、カメラギアの周りに取り付けることができるパッド入りのインサートがあり、個別に購入することも、バッグとのキットとして購入することもできます。

Explore v2 の上部にはジッパー付きのセクションがあり、ハンドバッグ、軽い予備のレイヤー、ランチパックなど、数人分の持ち物を持ち運ぶのに最適です。エアメッシュのジッパー付きポケットが 2 つあり、ギアを整理し、小物を安全に保管できます。

おそらく風景写真よりも旅行向けのレディースシリーズ Explore 25 v2 および 30 v2 には、最大 16 インチのラップトップを収納できる 2 つのラップトップ/タブレットスリーブが付いています。これらは、背面の前部と背面開口部の内側にあります。

バックパックの両側にはジッパー付きポケットがあり、それぞれに取り外し可能なメッシュポケットがあり、三脚 (上にあるストラップで補助) やウォーターボトルを収納できます。フロントのラップトップスリーブにはApple AirTagの隠しポケットも付いています。

下田ウィメンズシリーズ Explore v2 はタフでよく作られていると感じます。外側の生地にはDWR（耐久性撥水）とカーボネートコーティングが施されており、湿気を防ぎますが、バックパックには安全のためにレインカバーが付属しています。

Explore v2 の上部、下部、開口部にはそれぞれ快適なハンドルが付いています。これは、ショルダーストラップを使用していないときにバックパックを操作するのに役立ちます。サイドハンドルは荷物通しストラップとしても機能するので、スーツケースを持って旅行する際に便利です。

先ほども書きましたが、ショルダーストラップは撮影者の身長に合わせて3箇所に取り付け可能です。私の身長は約 5 フィート 2 インチなので、小柄な人向けに設計された「S」字型の固定ポイントを使用しています。

ストラップを新しい位置に移動する最初のステップは、上部のジッパーを外してベルクロ留め具にアクセスできるようにすることです。次に、ベルクロを剥がしてストラップを現在のループから取り外し、別のループに通します。それが完了したら、ベルクロを再び結合し、ジッパーを閉じます。

ストラップを適切な高さに設定すると、上部のリフターストラップを調整して荷物を運びやすくなります。また、2本のチェストストラップと1本のウエストベルトがあり、ユーザーに合わせて調節可能です。

メインコンパートメントに荷物を入れる前に、コアユニットのサイドセクションのジッパーを外し、バックパックの側面開口部にある専用ポケットに滑り込ませることをお勧めします。これにより、Explore v2 の側面を開けるだけでコアユニットの内部にアクセスできるようになります。

私は下田ウィメンズシリーズ全体を担当しましたが、下田ウィメンズシリーズ Explore 30 v2 キットの試作サンプルをテスト用に入手しました。これには、高さ12cmまでのフルフレームのシングルグリップミラーレスカメラと70-200mm f/2.8を含むいくつかのレンズを収納できるスペースがあるミディアムミラーレスコアユニットが付属しています。とりわけ、70-200mm f/8 レンズが取り付けられた Sony A7RV と、他の 4 つのレンズを持ち運ぶために使用しました。

コアユニットの重量はわずか 500g で、EVA ラミネートのディバイダーと側壁、および剛性とサポートを強化する軽量アルミニウムフレームを備えています。サイドウォールとディバイダーは薄いですが、EVAはかさばらずに優れたクッション性を提供します。

体が小さいので、ウエストベルトと胸骨ストラップを最短の長さまで引っ張らなければなりません。できれば両方ともきつめに締めたいと思うのが私の性分ですが、ウエストベルトが腰にぴったりとフィットして肩の重みを軽減してくれます。薄手のトップスを着ていると胸のストラップはあまりきつくありませんが、ショルダーストラップは適切な位置に留まり、Explore 30 v2 は重い荷物を持っていても非常に快適です。

下田ウィメンズシリーズ Explore v2 は、ストラップと取り付けポイントが少なく、トップコンパートメントがロールトップではなくジッパーで開くため、下田ウィメンズシリーズシリーズアクション X v2 よりも伝統的ですっきりした外観になっています。それでも、同じ範囲のフィット感調整と同じ快適な持ち運び体験が得られます。

中型ミラーレスコアユニットはメインコンパートメント全体を占有しているわけではなく、容量のおよそ 4 分の 1 がその上に空いています。これは、上部のコンパートメントにあるものによって占められる可能性があります。ただし、カメラとレンズの搭載能力を最大化するために、より大きなコアユニットに投資する傾向があります。

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